英国の伝統を受け継ぐ
紳士のためのワードローブ

 MACKINTOSHの起源は、1823年チャールズ・マッキントッシュが発明した世界初の防水布「マッキントッシュクロス」に遡る。2枚の綿布の間に天然ゴムを塗り圧着し、火にかけて完成するこの生地は高い防水性能を実現。この革新的な生地で作られたゴム引きコートは、やがて英国の上流階級の間で乗馬用コートに用いられヨーロッパ中に広まってゆく。その高い機能性から後に英国陸軍や国営鉄道に採用され、やがて世界的なスタンダードとして知られるようになった。
 ブランドを象徴するゴム引きコートは、その縫い目から雨水の侵入を防ぐため、今も熟練した職人たちが、一着ずつ手仕事で縫い目の裏に天然ゴムの糊を指で塗り、その上から止水テープを貼りローラーをかけるという、当時と変わらぬ製法で作り続けられている。そのため限られた数しか生産できない。現代でも昔ながらのこのハンドメイドコートが世界中で愛されている理由は、独自の立体的なフォルムから生まれる凛とした佇まいにある。
 MACKINTOSH LONDONはメインラインとして、ゴム引きコートだけでなく、あらゆるアイテムを揃えるトータルコレクションを展開している。英国クラシックをベースに現代的なエレメントを取り入れ、確かな品質にこだわったスタイルは現代の紳士のためのワードローブ。タイムレスな価値を抱く本物を追求する。

コート"CHRYSTON" ¥175,000 + 税 / ジャケット¥86,000 + 税 / ベスト¥36,000 + 税 / トラウザーズ¥36,000 + 税 / ドレスシャツ¥23,000 + 税 / ネクタイ¥20,000 + 税 / ベルト¥18,000 + 税
[ 1 ] コート"CHRYSTON" ¥175,000 + 税 [ 2 ] コート"DUNKELD" ¥166,000 + 税
[ 3 ] コート"DUNOON" ¥166,000 + 税 [ 4 ] コート"REGENCY" ¥208,000 + 税

ゴム引きコートを纏うということ
それは英国を纏うということ

 伝統的な製法で作られたゴム引きコートは、先進的なアウターウェアが続々と生み出される今日でも、本物志向の人々に愛され続けている。
 天然ゴムが生地に独特のハリ感を与えるため、他では手に入らない立体的なシルエットを描き出す。袖を通すと衣擦れの音がして微かにゴムの匂いがする。ゴム引きコートほど、英国の服を着ている実感の湧くコートは他にはないのだ。
 ブランドを代表するベストセラーの「ダンケルド」は、無駄を削ぎ落とした飽きのこないデザインとシルエットが着る人を選ばず、ビジネスからカジュアルまでどんな装いにもマッチする万能ステンカラーコート。乗馬コートとしての伝統的ディテールを備えた「リージェンシー」は、王侯貴族が愛した由緒あるモデルである。映画『炎のランナー』では、陸上コーチが、このコートをトラック上で着用していることでも知られている。
 今季はアーカイブから、よりカジュアルに着こなせるショート丈のステンカラーコートの「ダヌーン」と、スポーティなフーデッドコートの「クリストン」が加わり、多彩なバリエーションで提案する。
 王侯貴族から騎馬隊、シティのビジネスマンはもちろん、サヴィルロウやジャーミンストリートの洒落者たちにも愛されてきたその歴史は、MACKINTOSH LONDON のゴム引きコートが時代を越えた価値をもつことを意味している。男の必携アイテムでありスーツの上から羽織るだけで、その時の洗礼を受けた圧倒的な存在感を纏うことができる唯一無二のコートなのだ。

ジャケット¥86,000 + 税 / ベスト¥36,000 + 税 / シャツ¥19,000 + 税 / トラウザーズ¥36,000 + 税 /
ネクタイ¥20,000 + 税 / ベルト¥18,000 + 税 / チーフ¥4,000 + 税
[ 1 ] コート¥96,000 + 税 [ 2 ] ジャケット¥86,000 + 税 / ドレスシャツ¥23,000 + 税 / ネクタイ¥20,000 + 税
[ 3 ] コート¥166,000 + 税 / ドレスシャツ ¥23,000 + 税 / ネクタイ¥20,000+ 税

カントリージェントルマンを気取るなら
温かみのあるリュクスなツイードを

 父のクロゼットにあった着こまれたツイードジャケットに、少年は大人になる日を夢見ていた。それは憧れとともに、大人への階段を暗喩するもの。初めて自分のツイードに袖を通した日、鏡の中に映る凛々しい青年の姿に出会って初めて、男たちは自らの成長を知るのである。歴々と受け継がれるそのツイードの不思議な力に、洋の東西を問わず男たちは魅せられている。
 ツイードとは、ホームスパン、ヘリンボーンなどの種類をもつ英国貴族が愛した牧歌的郷愁を誘う毛織物。脂分を含んだ粗野な原毛の味わいをそのままに、ムラ糸に混じるケンピと呼ばれる白い短毛が、繊維が絡み合い毛玉になるのを防ぐのだという。カントリージェントルマンに欠かせないハンティングジャケットの代名詞的な素材だけに、多少の雨や風にもへこたれないツイードは、荒涼たる自然に培われた天然の機能素材なのであった。
 だがしかし今日、着心地だけを考慮すれば、洗練されたウーステッドに行き着くだろう。あえてツイードを選ぶ男たちは、我がワードローブにそれが無くてはならない理由を知っている。機能や着心地を越えた普遍のダンディズムを得んがためだ。
 1837 年、イングランド北部・ヨークシャー州ギーズリーに創立したムーンは、世界中の一流ブランドが信頼する名門ミルである。なかでもツイードは珠玉と言われ、ライトオンスで軽くしなやか。カントリーな味わいを保ちながらも、街着にできるほど洗練された色柄と雰囲気を備えている。MACKINTOSH LONDON では、そんな都会的なツイードを求めるべく、現代の紳士のためのツイードを共同製作した。オリジナルのヘリンボーンツイードやブークレツイードの他、メルトンウールも別注し、それらの限定素材を用いて、ブランドを代表する「ニューブリッジ」のジャケット、そして、ダブル チェスターコート、ダッフルコートを展開する。

コート¥230,000 + 税 / ジャケット ¥110,000 + 税 / ベスト¥40,000 + 税 / ドレスシャツ ¥23,000 + 税
ネクタイ¥20,000 + 税
[ 1 ] ジャケット¥110,000 + 税 / ベスト¥40,000 + 税 / ドレスシャツ¥23,000 + 税 / ネクタイ¥20,000 + 税 [ 2 ] コート¥166,000 + 税
[ 3 ] ジャケット¥110,000 + 税 / ベスト¥40,000 + 税 / ドレスシャツ¥23,000 + 税 / ネクタイ¥20,000 + 税 [ 4 ] コート¥166,000 + 税

成熟した男たちに響く
500gのグレーフランネル

 “ 爵位授与式にフランネルのスーツで臨むのは場違いだが、ノルマンディの海岸線をヴィンテージのモーガンで流すときに着るスーツは、上等な白いドレスシャツにアイリッシュポプリンのタイを締めたフランネル以外にない。ツイードでもサキソニーでもなく、ミディアムグレーのフランネルでなくてはいけないのだ。”

 そもそもフランネルは英国貴族がハンティングやゴルフに屋外で着用していたウールを起毛したスポーツ生地。やがてフランスやイタリアの洒落者たちが纏うようになると、フランネルは凛々しさを表す服地とみなされるようになる。英国の空を埋め尽くす厚い雲と泥炭の大地が織りなすグレーのトーンは、英国紳士の象徴であるかのように、ストイックかつモダンな色として世界中の男たちの憧憬を誘う。
 「キング オブ フランネル」の名を恣にする名門、フォックス・ブラザーズは17 72 年、英国南西の街サマセットに設立された。2 0 世紀半ばまで「フランネル」の名称を商標として所有していた経緯からも、その歴史と伝統は明らか。世界中のテーラーとメゾンが日々参詣するこのミルでは、誰にも真似出来ないヘビーオンスのフランネルを織る技術を有している。
 服地にはそれぞれのアイテムに最適な平方メートルあたりのウェイトがある。コートに300g/m なら黙って頷くが、味わうには物足りない。700g/m なら英国味を存分に愉しめるが、現代に於いては少々重い。MACKINTOSH LONDON が今回、特別に依頼した500g/mは、程よい軽さと英国らしい重厚感を兼ね備え、着こむほどに味わいが増す。モダンとトラディショナルを同時に知る男に贈る最高級のフランネルが完成した。
 フランネルを纏うことは男の憧れであり、成熟した大人の証。サヴィルロウの名門テーラーには、いまもフォックスフランネルを纏うウィンストン・チャーチルの肖像が掲げられているという。

[ 1 ] コート¥166,000 + 税 / スーツ¥150,000 + 税 / ドレスシャツ¥23,000 + 税 / ネクタイ¥20,000 + 税
シューズ¥80,000 + 税

[ 2 ] コート¥136,000 + 税 / ニット¥43,000 + 税 / トラウザーズ¥33,000 + 税 / ストール¥29,000 + 税
シューズ¥53,000 + 税
[ 1 ] コート¥166,000 + 税 [ 2 ] コート¥186,000 + 税 [ 3 ] コート¥136,000 + 税 [ 4 ] コート¥156,000 + 税

正統派ビジネスマンに贈る
ラグジュアリーな機能コート

 21 世紀、ビジネスウェアに最も優れた生地の一つは、イタリアの最高級テキスタイルブランド、ロロ・ピアーナ社のストームシステムである。特殊なフィルムを挟み込んだこのテキスタイルは、機能性素材でありながら外観はまったくの天然素材のままで、はっ水性と衣服内の湿気を放出する透湿性を備えており、世界中の一流メゾンが絶大なる信頼を寄せる。
 ロロ・ピアーナ社は1924 年、北イタリアのクアローナに設立された、カシミヤをはじめビキューナなど最高級の素材を扱うことで名を馳せている。
 MACKINTOSH LONDON では、継続的にロロ・ピアーナ社製生地を採用し、多彩なコレクションを生みだしている。今季はメランジツイルの「ダンケルド ショート」、グレンチェック生地の「ダンケルド ダブルトレンチ」を展開。MACKINTOSH LODON 限定のヘリンボーンツイードを使った、英国の正統派ビジネスコートである「バンカーズコート」も登場する。
 テキスタイルブランドとしてロロ・ピアーナ社が、豊かなコレクションをMACKINTOSH LONDON に供する背景には、イタリアと英国、美意識は正反対ながら真摯にモノ作りに向き合う哲学が存在する。
 かつてUK エスクァイアの誌面にはこう書かれていた。「男のダンディズムには2通りある。イタリア式と英国式だ。前者はフェラーリのようにしなやかで流麗なスタイルをもち、後者はベントレーの如く質実剛健で凛とした佇まいである」と。
 なんとも贅沢な話である。イタリアのグラマラスで甘いエレガンスと、英国の奇をてらわないラグジュアリーな存在感を、この一着で堪能できる。

ジャケット¥59,000 + 税 / ドレスシャツ¥23,000 + 税 / トラウザーズ¥29,000 + 税 / ネクタイ¥16,000 + 税 /
チーフ¥4,000 + 税 / シューズ¥80,000 + 税

紳士が紳士でいられるための
機能性を備えたスーツ

 雨が多く気温も寒冷な英国では、19 世紀まで油脂を染み込ませたものが防水・はっ水布として重用された。雨具としてはもちろん防寒服としても使われた当時最新鋭の素材だが、重く硬くて油の臭いがして快適とはいえないものだったという。それでも王侯貴族から市民まで、この生地を使うことに積極的だったのは、少しでも水濡れを防ぎたいという切実な思いがあったのだろう。その後、「マッキントッシュクロス」が誕生し、全英に大きな衝撃を与えた。あれから200 年足らずの今日、繊維科学は進化しあらゆる機能性ファブリックが生み出されている。
 MACKINTOSH LONDON は、伝統に習い現在も生地開発に余念がない。今季、ウェザーウェアの系譜を継いだオリジナルファブリックが誕生した。
 「ウェザー ウーステッド ウール」は、ウール100% のストレッチ性のある天然素材に加工を施すことで、水をはじきやすく、シワになりにくく、撥油、クリースを保つことに成功し、あらゆるビジネスシーンと着る人を問わない汎用性のある色柄を揃えた。このウェザー ウーステッド ウールで仕立てたスーツ&ジャケットの代表モデルである「ニューブリッジ」は、スタイリッシュなフォルムとユーティリティ性が融合したビジネスウェアのニュースタンダードだ。
 機能素材は、単に利便性が高いというものではなく、紳士が紳士として振る舞うための手助けをしてくれる。急な雨も、軽くはらうだけで水滴が落ちてスマートな出で立ちに戻れる。いつでもエレガントに振る舞いたいと考える紳士にとっての最良の選択肢である。それは200 年前のロンドンの石畳を闊歩した英国紳士たちとなんら変わるところはない。

ジャケット¥56,000 + 税 / ジャージー¥19,000 + 税 / トラウザーズ¥29,000 + 税
[ 1 ] コート¥126,000 + 税 [ 2 ] ジャケット¥76,000 + 税 [ 3 ] ジャケット¥66,000 + 税 [ 4 ] トラウザーズ¥33,000 + 税

Tシャツでもタイドアップスタイルでもサマになる
魅惑のコンフォートスーツ

 ブランドを代表するスーツ& ジャケットである「ニューブリッジ」は、ナチュラルショルダーを有する時代性のあるクラシックを体現したフラッグシップモデル。中でもより快適さを追求し、ジャージー素材製の「ニューブリッジ」のシリーズが、「フレックスジャージー」である。一般的なジャージースーツはときにカジュアルすぎることが少なくないが、こちらはエグゼクティブがビジネスにも着用できる端正な佇まいを有している。ドレスシャツを着てタイドアップすれば、業種を問わずオフィスのドレスコードに通用するエレガンスを備えているのである。
 ポンチと呼ばれるこの生地はジャージー素材の一種であり、カットソーやスポーツウェアに多く用いられることはあっても、テーラリングに用いられることがなかった。伸縮性があり、保型性に優れるためにシワになりにくく軽量で、表面は滑らかで毛玉もできにくい。シルクをブレンドすることで、たおやかな風合いを導き出している。
 仕立ては裏地を使わず袖裏のみの一枚仕立て。ラペルやポケットエッジにはクラシカルな意匠であるピックステッチを配し、背中心は折り伏せ縫いにしてテーラードスタイルにこだわった。パンツは2インプリーツにバックシャーリングをとったキャロット型のシルエットに設定し、ボトムスのシルエットに今季ならではのトレンドも盛り込まれている。快適でありながら最新のスタイルであり、かつオフィスでも通じるエレガンスが漂う。タイドアップはもちろんT シャツ&スニーカーでドレスダウンして着こなすこともできるのだ。レインウェアの歴史を塗り替えたブランドが、こんどは新たなスーチングの歴史を歩み始める。

[ 1 ] コート¥120,000 + 税 / ニット¥140,000 + 税 / デニム¥26,000 + 税 / ベルト¥18,000 + 税
シューズ¥53,000 + 税 / 傘¥19,000 + 税

[ 2 ] コート¥120,000 + 税 / シャツ¥26,000 + 税 / デニム¥26,000 + 税 / ネクタイ¥16,000 + 税
バッグ¥73,000 + 税 / シューズ¥80,000 + 税

限界まで打ち込んだ高密度を誇る
究極のギャバジン製コート

 ゴム引き生地以外にも、クラシックなコートの素材はウーステッドやコットンなど多様だ。なかでも英国生まれのギャバジンは、コート素材として世界標準であることに異論はないだろう。耐久性と耐水性に優れるギャバジンは、かつて英国陸軍兵士の戦場コートとして供給されていた歴史をもつ。19 世紀後半、英国で誕生すると英国軍をはじめ登山家や探検家、そして男女を問わずビジネスマンにも愛された。そして国境を越えて世界へ。モードにもカジュアルにも、ギャバジンは応用が利く素材であったことも幸いし、やがてあらゆる層に認知されるほど浸透した。
 そんなファッションにおけるグローバルスタンダードであるギャバジン素材を、MACKINTOSH LONDON では新たに開発した。それが、「ギャバジン330」である。コットンの中でも高級とされるペルー産のピマコットン「ペルビアンピマ」を80 番双糸に使い、通常1 平方インチに緯経260 本程度という糸本数を、限界高密度と呼ばれる330 本まで打ち込んでいる。限界値まで度目が詰まっているため腰が強く、薄手でしなやか。シルク生地のような品のある艶を湛えている。密に織られたこの生地の耐水性能は、通常のギャバジンの約2.5 倍を誇る。
 低速のシャトル織機で丁寧に織り上げるため、非常に時間を要するが、手間を惜しまずこだわるのには確かな品質と本物の追求にある。誰でも知っているのに、誰も見たことのない究極のギャバジン、「ギャバジン330」製のダンケルドがここに誕生した。

コート¥154,000 + 税 / ジャケット¥76,000 + 税 / シャツ¥19,000 + 税 / トラウザーズ¥29,000 + 税 ネクタイ¥14,000 + 税
[ 1 ] ネクタイ¥20,000 + 税 / ネクタイ ¥20,000 + 税 [ 2 ] ジャージーシャツ¥26,000 + 税 [ 3 ] ジャケット¥76,000 + 税
[ 4 ] コート¥154,000 + 税 [ 5 ] バッグ¥59,000 + 税

クリーンなデニムアイテムは
ボーダーを超えて行く

 カウボーイとロックと、反抗のシンボルだったはずのデニムは、いつの間にかデザイナーズやモードと距離を近くしてファッションとして浸透していった。鉱山労働者のワークウェアであったラギッドなデニムアイテムは、いまやエレガントな大人のワードローブにカテゴライズされている。鮮やかなインディゴブルーの美しい発色はヘルシーでナチュラルなムードをつくり出し、デニムは現代のライフスタイルに欠かせないものとして存在している。
 MACKINTOSH LONDON は今季、デニムのコレクションを充実させている。なかでもデニム生地を採用したゴム引きコートの「ダヌーン」は、端正なフォルムでスーツの上から羽織ることができるほどクリーンかつドレッシーな仕上がりに。さらにはデニムライクに仕上げたコットン× ウール生地のジャケット&スラックスもラインナップしている。コットン× ウールの鹿の子製インディゴブルーのシャツや、デニムライクのテキスタイルで仕立てたタイなども加えられた。これらのデニムコレクションは、ヘビーオンスのヴィンテージスタイルにはない、インディゴブルーが織りなすヨーロピアンデニムの世界観。それは繊細で機能的な大人のライフスタイルであってワイルドなワークスタイルとは一線を画す。
 現代のデニムは、ワークとドレスの境目を自由に行き来する。デニムを着ること、それはすなわち境界線=ボーダーを越えることを意味している。タテ落ちを愉しみ、ダメージ&リペアのカスタマイズに興じることもできれば、セクシーな艶を美しく纏うことができるのもまたデニムである。

ジャケット¥76,000 + 税 / ベスト¥29,000 + 税 / シャツ¥19,000 + 税 / トラウザーズ¥23,000 + 税 / ネクタイ¥20,000 + 税
[ 1 ] コート¥69,000 + 税 [ 2 ] ジャケット¥59,000 + 税 [ 3 ] コート¥89,000 + 税

ラグジュアリーな
ポリエステルの艶やかさ

 高密度ポリエステルタフタという素材は、ハリとコシが強く形状安定性が備わっている。そのためシワになりにくく、たとえシワになってもさらっとはらうだけで回復する優れた素材である。しかもこの生地はMACKINTOSH LONDON のオリジナルで、はっ水性と防風性のほかに、透湿性も備わっている。織り密度が絶妙なので、外側からの水を弾きつつも、内側の水蒸気は外に逃がす優れモノなのだ。
 アウターウェアに袖を通すとほんのり艶が浮き上がってくる。左写真のようなミリタリーウェアの代表格であるM-65 型フィールドジャケットでさえ、ドレス顔に。タイドアップはもちろん、ドレッシーなウールパンツや革靴にもピッタリだ。内側には取り外し可能なダウンベストも付属する。ベスト単品でも着ることもできる3WAY ジャケットは、着用期間も長くコーディネートも様々に楽しむ事ができる。
 この素材を使ったアイテムには、ドッグイヤーブルゾンと呼ばれる英国由来のショートブルゾンや、ステンカラーコートの「ダンケルド ショート」、フーデッドコートの「クリストン」など、ベストセラーモデルもラインナップしている。

コート¥89,000 + 税 / ジャケット¥59,000 + 税 / ドレスシャツ¥19,000 + 税 / トラウザーズ ¥29,000 + 税
ネクタイ¥14,000 + 税
[ 1 ] ストール¥26,000 + 税 [ 2 ] バッグ¥59,000 + 税 [ 3 ] ジャケット¥59,000 + 税
[ 4 ] ジャケット¥76,000 + 税 [ 左ページ5 ] コート¥89,000 + 税

新しいカモフラージュのかたち
アンドリュー カモが初登場

 カモフラージュ柄は、元々野戦でユニフォームとして用いられるミリタリー柄だが、近年メンズのカジュアルでも人気のある柄だ。今シーズンMACKINTOSH LONDONでは、大人の男にこそ似合うカモフラージュを生み出すことに成功した。その名は「アンドリュー カモフラージュ」。
 ベースとなったのは「アンドリュー パターン」と呼ばれる、このブランドを代表する柄。セントアンドリュースフラッグを4 つ並べたデザインが繰り返されるこの柄を、英国軍のカモフラージュの色彩でデフォルメしたものがアンドリュー カモである。ダークトーンで柄が悪目立ちすることなく、シックな印象を与えるので、これまで柄モノを敬遠してきた人にもおすすめしたい。
 たとえばドレスウェアと合わせても、こなれて見えるだろう。右の写真のようなパーティースタイルに羽織れば、遊び心を感じさせる“ はずし” のスタイリングとなる。フォーマルな装いのルールを知っていながら、あえて意外性ある合わせ方をすることで、大人の余裕を感じさせる。それこそが、大人のお洒落の楽しみ方となるのだ。
 このアンドリュー カモは、今季様々なアイテムに採用されている。フーデッドコートの「クリストン」やドッグイヤーブルゾン、M-65 型タイプジャケットや、トートバッグ、ストールなども登場する。

ジャケット"WATSON" ¥59,000 + 税 / スーツ¥150,000 + 税 / ニット¥26,000 + 税 / ストール¥29,000 + 税
[ 1 ] コート"WATSON LONG" ¥69,000 + 税 [ 2 ] ジャケット"WATSON" ¥59,000 + 税 [ 3 ] ベスト¥29,000 + 税

カントリー感が皆無の
都会派キルティングジャケット

 「ダンケルド」「ダヌーン」「クリストン」、これらはコートのスタンダードだが、キルティングジャケットのそれは「ワトソン」である。
 馬の保温用に背に掛けられた菱形ステッチのキルティング地を、お揃いのジャケットに仕立てたのは英国王室の馬屋番だった。やがてそのジャケットが評判を呼び、貴族から市民へと広まりベストセラーとなる。ナイロンキルティング地にドットボタンを配したキルティングジャケットに、ウールキルティング地とボタンフロントのデザインをいち早く採用したのはMACKINTOSH だ。この英国的なカントリーテイストのキルティングジャケットにドレス感を加え、バランスよくモディファイしたモデルこそが「ワトソン」である。
 襟とパイピングにコーデュロイを使う伝統的な意匠。取り外し可能なフードをセットし、オンからオフまで汎用性の高いスタイリングに対応する。その端正なルックスはビジネスウェアにも相応しい。ダウンジャケットよりかさばらず、薄くて軽いのに充分に温かいため、オーバースペックな防寒アウターより気軽に羽織れるところもいい。都会の街歩き時に、ちょっとした寒気に耐えたり、クルマ中心のライフスタイルを送る人にとっても使い勝手が抜群に良いのだ。
 生地と生地の間に湿気を熱に変える機能綿を採用している点は、大きく進化を遂げている。マットな高密度ポリエステル製で4色、ロロ・ピアーナのストームシステムのウール製で3色を揃えている。またインナーベストとしても着用できるキルティングベストは今季初登場。取り外しできるフードを付属し、「ワトソン」より着丈を10㎝長く設定した「ワトソン ロング」は、ジャケットの上から羽織ることもできる。

[ 1 ] コート"WATSON LONG" ¥126,000 + 税 / シャツ¥19,000 + 税 / トラウザーズ¥26,000 + 税
ネクタイ¥20,000 + 税 / ベルト¥18,000 + 税 / シューズ¥80,000 + 税

[ 2 ] コート"ELINGTON" ¥126,000 + 税 / ニット¥36,000 + 税 / トラウザーズ¥36,000 + 税 ストール¥29,000 + 税
[ 1 ] コート"ELINGTON" ¥126,000 + 税 [ 2 ] ジャケット"WATSON" ¥106,000 + 税 [ 3 ] コート"WATSON LONG" ¥126,000 + 税

イタリアの名門、ロロ・ピアーナの
ウール製格上げアウターウェア

 ダウンジャケットの「エリントン」や、キルティングジャケットの「ワトソン」は、ブランドを代表するベストセラーモデルだ。
 「エリントン」はステンカラーコートをベースに設計された襟付きのデザインで、ドレスウェアとの相性も抜群。スーツの上から羽織るのはもちろん、ウールパンツを合わせたドレスカジュアルスタイルにもコーディネートできる。フードはスタイルと気分に合わせて取り外し可能。先述のロロ・ピアーナ社のウール製ストームシステムを採用しているので、天然素材の雰囲気はそのままに、保温性と透湿性、はっ水性も備え雨にも強い。
 前ページでも紹介しているキルティングジャケットの「ワトソン」と「ワトソン ロング」も、このロロ・ピアーナのウール製になると、高級感が倍増する。シンプルで飽きのこないデザインなので汎用性があり、機能性も高いので長らく愛用できる一着になることは間違いないであろう。

コート¥260,000 + 税 / ドレスシャツ ¥19,000 + 税
ネクタイ各¥20,000 + 税

希望に満ち溢れた20年代の
空気を詰め込んだ復刻タイ

 クールビズやカジュアルフライデーなど、ビジネスマンがタイをはずすシーンは増えたが、フォーマルなビジネスの場に於いては、タイは必須のドレスコードである。また男の個性をさりげなく表現できるキーアイテムだ。
 そんなタイに用いるシルク生地の最高峰こそ、1720年創業のスティーヴン・ウォルターズと1740年創業のバーナーズである。共に最上級のシルク織物で知られる英国を代表する老舗。今シーズン、MACKINTOSH LONDON は両社の現存する膨大なアーカイブから、現代の装いに合う1920年代の110種の柄を復刻させタイをつくりあげた。
 その世界観はF・スコット・フィッツジェラルドの小説『華麗なるギャッツビー』に描かれた狂騒の20年代。華やかで希望に満ち溢れ、誰もがタイドアップしてドレスウェアを着飾ることが当たり前だった、品格と教養ある紳士が全盛の時代である。アールデコ様式に代表される幾何学模様は当時最先端のデザイン。都市文化が頂点を極めた時代のムードを映し出すこれらの柄のタイは、繁栄を謳歌する世界中のエリートが実際に身につけて摩天楼を闊歩していたに違いない。
 1920 年代のムードを薫らせながら、同時にモダンでタイムレスな印象をも併せ持ったMACKINTOSH LONDONでしか手に入らない特別なタイのコレクション。締めれば、当時の男たちの気分を追体験できる。その上、全身で狂騒の20 年代ムードを味わいたい人のためには、左ページの贅を尽くしたシルク製ガウンを限定数だが用意している。